私は東京郊外のある町に住んでいますが、近くの川や池・公園に行って目を凝らしてみると、意外にたくさんの鳥や虫がみつかるのに驚かされます。
 そこには小さな生命が棲んでいて、毎日、餌を食べたり、遊んだり、恋愛をしたり、子育てしているわけです。こうした光景を見ていると、この町が決して人間だけのものではないという気がしてきました。
 それで、この小さな生き物のようすをブログで公開しようと考えました。できるだけ長く続けていきたいという気持ちでスタートしました。since 2008

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2009年04月

ツツジに吸蜜するクロアゲハ 2009年4月撮影

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 図鑑によると夏のクロアゲハは明るいところに出てこないが、春のクロアゲハはツツジなどの赤い花が好きで明るい場所にも出てくるそうです。まさに図鑑どおりの光景に遭遇したわけです。
ちなみに明るいといっても直射日光は当たっておらず、レデューサーをはずしたばかりで、F7.2のため、シャッタースピードを上げることができず、羽がぶれてしまいましたが、せわしく羽ばたくクロアゲハのようすはお分かりだけるのではないかと思います。

撮影日時:2009年4月29日
撮影場所:鶴見川
撮影機材:OLYMPUS E-30 + BORG 45EDII+電子マウントアダプター (焦点距離650mm相当)
絞り:F7.2相当
シャッター:1/125
ISO:400
露出補正:+0.73EV
ノートリミング

ヒメウラナミジャノメ 2009年4月撮影

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8メートルくらい離れての撮影で、画質的に厳しいものがありますが…。

撮影日時:2009年4月29日
撮影場所:鶴見川
撮影機材:OLYMPUS E-30 + BORG 45EDII+電子マウントアダプター (焦点距離650mm相当)
絞り:F4.8相当
シャッター:1/800
ISO:200
トリミング

コミスジ

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白と黒のはっきりした模様でした。撮影して拡大してみると胴体が虹色に光っていたのに驚きました。
レデューサーを使用すると、焦点距離は短くなりますがF値が明るくなりますので、ISO:200でもシャッタースピードを上げることができました。もちろん手振れの危険も減ります。
5メートル以上の距離の撮影で、相当なトリミングもしていますが、これだけの画質を維持しています。45EDIIは近づけない場所にいる昆虫撮影にも威力を発揮しますね。

撮影日時:2009年4月29日
撮影場所:鶴見川
撮影機材:OLYMPUS E-30 + BORG 45EDII+0.66レデューサー+電子マウントアダプター (焦点距離650mm相当)
絞り:F4.8相当
シャッター:1/800
ISO:200
トリミング

フィールドスコープ+コンデジの撮影はやめました。

NIKONのED50+P5100で半年ほど、野鳥の撮影を行いましたが、
2008年4月にBORGを導入して以来、使わなくなりましたので、ドナドナすることにしました。

理由は、

1、焦点距離は長いが画質は一眼に負ける
ED50+DS27倍接眼レンズ+P5100で撮影した場合、焦点距離(35mm換算)は、約900~3000mmと非常に長くなるが、一眼デジカメのE-30+BORG77EDIIでも1428mmの望遠撮影が可能であり、画質は大幅に上をいく。2倍にトリミングして約3000mm換算で比較しても一眼が上。
コンデジと一眼デジカメの画質の差は、カメラの差以外にも、本来の使い方と違うため光路全体で相当のロスがあるわけです。もちろん技術的にロスを最小限にすることはできるでしょうが、同等の技術を駆使したとしてもシンプルな構造が有利になるのはやむをえないでしょう。

ED50の場合、対物レンズ→地上プリズム→接眼レンズ→カメラレンズ→撮像素子
BROGと一眼デジカメの場合は、対物レンズ(BORG本体)→撮像素子

前者は、後者に比べて、地上プリズム、接眼レンズ、カメラレンズの3つの光学系を余計に通過しているわけです。

2、早いシャッタースピードを使えない
フィールドスコープとコンデジの撮影では、対物レンズの口径に比較して倍率が非常に高いため、カメラの撮像素子に入る光の量が少なくなります。しかし、コンデジの高感度のノイズの多さもあって、ISOを上げることができません。このためシャッタースピードを100分の1以下にせざるを得ないのが普通で、手ブレ防止のために三脚が必須になります。
三脚必須では鳥が枝から枝を亘っているような場合は鳥にカメラを向けるのが困難です。また、鳥は木に止まっていたとしても、体を細かく動かしていることが多く、100分の1のシャッタースピードでは被写体ぶれが置きやすい。飛んでいる鳥にいたっては、翼を止めて写すには、ハトやカモで1000分の1秒、カワセミやセキレイでは1500分の1以上が必要というわけで、フィールドスコープとコンデジでこのシャッタースピードで撮るのは現実的に不可能。これは実際の体験による感想です。

3、ピントが合わせにくい
コンデジ背面の液晶ファインダーでピント合わせをするのはなかなか難しい。特に液晶に太陽光が当たるとピントを合わせるのは至難の技、液晶シェードなども使ったが、効果はあるものの機動性が落ちてしまう弱点もある。E-SYSYTEMのデジタル一眼+BORGでは、電子マウントアダプターを使うと、フォーカスを赤いLEDの点滅とBEEP音で知らせてくれる。しかもライブビューの拡大モードで完全にピントを合わせることも可能。

4、BORGは地上プリズムと接眼レンズを取り付けると、フィールドスコープに変身する。
BORGは45EDIIも77EDIIも同様にフィールドスコープに変身させることができるので、ED50はいよいよ不要になった。ただし、NIKONのDS27倍接眼レンズ(焦点距離9mm程度)は、非常に優れた接眼レンズだ。BORGを天体望遠鏡やフィールドスコープとして使う場合の接眼レンズとして使えるのでドナドナしなかった。25cmWHITYDOBでも使用可能だ。

 ちなみに、DS27倍接眼レンズを45EDII(1.4倍テレコンなし)に取り付けるとF7.2で36倍、75EDII(1.4倍テレコンなし)に取り付けるとF6.6で57倍、WHITY DOB 25に取り付けるとF4.8で133倍となります。

 ということで、ED50とデジカメアダプタはドナドナしましたが、DS27倍接眼レンズを望遠鏡用の接眼レンズとして活用しています。P5100は息子のお散歩カメラとして使用中です。

 それとフィールドスコープ+デジスコの写真撮影の利点として、一眼で超望遠撮影をするより大幅に経費が安く済むという長所がありましたが、それについては、一眼デジカメの価格が下がり、BORGというコストパーフォーマンスのよい望遠鏡転用の超望遠レンズがあることを考えると説得力に乏しくなっているように思われます。

 ED-50+DS接眼レンズ+デジカメアダプタ+デジカメ+液晶シェード =実勢価格約11万
 E-520ボディ+77EDII                      =実勢価格約12万

 ということで、ほとんど価格差はありません。

 観察用としてのフィールドスコープは、防塵防滴で雨天時も安心です。私の使っていたNIKONのED50はとても軽量で被写界深度が深く最短距離が短く扱いやすいので、初めてウォッチングをする方にはお勧めしたい機材であることは間違いありません。ただ、撮影には向いていないので、一眼+BORGをお勧めするしだいです。
 

木枯らし紋次郎?

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近々、江口さん主演でテレビで放映されるようですね。
ピンぼけですいません。
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