私は東京郊外のある町に住んでいますが、近くの川や池・公園に行って目を凝らしてみると、意外にたくさんの鳥や虫がみつかるのに驚かされます。
 そこには小さな生命が棲んでいて、毎日、餌を食べたり、遊んだり、恋愛をしたり、子育てしているわけです。こうした光景を見ていると、この町が決して人間だけのものではないという気がしてきました。
 それで、この小さな生き物のようすをブログで公開しようと考えました。できるだけ長く続けていきたいという気持ちでスタートしました。since 2008

 このブログに掲載されている写真は、著作権フリーではありません。紙媒体、電子媒体にかかわらず、コピペはご遠慮ください。商業的利用などは別途対応いたします。

2009年09月

オリンパス フォーサーズの今後への期待

 E-P1が相変わらず好調なようだ。スナップカメラ、サブカメラとしてのマイクロフォーザーズは、社会的に認知されたようで、オリンパスファンとしてうれしい限りだ。
 その一方で、本家フォーサーズの行方がどうなるのか気になる人が多いようだ。

 私の場合、現状では、E-30とE-P1を使い分けて使用することでほぼ要求が満たされているので、すぐにフォーサーズの新しいカメラが必要というわけではない。近々E-3の後継機が出たとしても、今回はスルーすると思う。今は、カメラの機能アップより、自分自身の撮影技術のほうがネックなわけだし(笑)。
 
 とはいえ、もし、オリンパスが本家フォーサーズを今後作らないというようなことになったら困るのは事実。現在使っているE-30が壊れたり、時代遅れになったときに、本家フォーサーズのカメラがなくなっていたら、70-300、50MC、14-54II、8mmFISHEYEなどのレンズが十分に使えなくなってしまうからだ。「十分に」と条件を付けたのは、これらのレンズはマイクロでもアダプター経由でも使えなくはないが、E-P1では位相差AFのスピードがでないし、光学ファインダーを使う必要のある撮影はE-P1には不可能だからだ。ようするに本家フォーサーズでなければ撮りにくい写真がある。

 オリンパスの中で、マイクロが本家フォーサーズよりも大きなシェアをもつことになるのであろうが、本家フォーサーズ機は、そこそこの改良をしていただき少なくとも1年に1度くらいは新製品を出してほしいと思う。そのとき、他社のカメラより性能が高い必要かというと必ずしもそうでもない。

 さしづめ現時点を例にしていえば、やれK7よりコンパクトに、とか、やれ7Dより高解像度に、D300Sより高感度耐性がないとダメというつもりはない。もちろんよいに越したことはないが、それより、ZUIKOのフォーサーズレンズが普通に使えるカメラが常に手に入るようにしておいてほしいということだ。もし、他社のカメラより性能が落ちる面があるとたくさん売れないかもしれないが、小改良でもよいから出してほしいのだ。

 もちろん、本家フォーサーズが他社のDSLRに比べて抜きんでた性能、コストパフォーマンスを持つのであればそれは大歓迎。E-30が使えなくなるころまでには、是非、技術的なブレークスルーを成し遂げて、連写にしても、ダイナミックレンジにしても、高感度耐性にしても、現在のDSLRとは次元の違うといえるようなカメラを出るのならそれに越したことはない。

 ややこしくなったので、ちょっと整理すると、私としては、当面は本家フォーサーズの新製品の供給をコンスタントに続けてもらうのだけでも十分に用をたすということ。しかし、長期的にみるとやはり他社のDSLRに匹敵するレベルのものを出して行かないと、新規のユーザーは入ってこない。せっかくマイクロで獲得したユーザーが、DSLRを買おうとしたとき他社に流れることになろう。その結果台数が売れないと開発も鈍るという悪循環に陥るおそれもあるだろう。マイクロで十分な利益が出るので、その開発費をDSLRへという方法もあるだろうが、DSLRはDSLRでオリンパスらしいしっかりしたカメラを出していただいてそれはそれで十分な利益のとれるカメラとして発展させてほしいのだ。 

ホンドギツネ(ズーラシア)

イメージ 1


 ズーラシアで撮影したキツネです。同じ区画の中でタヌキと共存していました。

撮影日時:2009年8月23日
撮影場所:ズーラシア
撮影機材:OLYMPUS E-30 + ED70-300mm F4.0-5.6(焦点距離358mm相当)
絞り:F4.8
シャッター:1/60
ISO:400

アフリカゾウの顔面拡大(多摩動物公園)

イメージ 1


 アフリカゾウの顔をじっくりみるのは初めて。望遠レンズとカメラのおかげです。
 頭の毛とか、おそらく垢とか、しわとか、月面写真のようだと思いました。

撮影日時:2009年9月22日
撮影場所:多摩動物公園
撮影機材:OLYMPUS E-30 + ED70-300mm F4.0-5.6(焦点距離316mm相当)
絞り:F4.6
シャッター:1/400
ISO:400

多摩動物公園のチンパンジーの子供

イメージ 1

 連休で人がごった返す多摩動物公園にいってきました。
 チンパーンジーにみかんの給餌に遭遇しました。
 動きが早くてカメラがなかなかついていきません。
 表情はこれが一番よかったのでアップします。左手が切れているのが残念です。
 動くものを撮るって難しいですね。改めて実感。

撮影日時:2009年9月22日
撮影場所:多摩動物公園
撮影機材:OLYMPUS E-30 + ED70-300mm F4.0-5.6(焦点距離430mm相当)
絞り:F5.1
シャッター:1/400
ISO:640

77EDIIを明るくする方法

イメージ 1

 BORG77EDIIはフォーサーズで使用すると、1020mm相当F6.6となり、フルサイズで、500mmF4に2倍テレコンをつけた状態=1000mF8)をしのぐ望遠性能を発揮する。
 画質についても申し分ない性能だ。
 一つだけ弱点があるとすれば、カモやサギのような大きな鳥を撮ったり、飛んでいる鳥を撮影するには1020mmという焦点距離が長すぎることがあるということだ。
 近づいたカモは頭だけしか撮れないとか、飛んでいる鳥をフレームに入れられないということになる。
 
 解決策として、BORGにはレデューサーという、焦点距離を短くしてレンズを明るくするアイテムがある。

 カタログを見ると、77EDに使えるものはF4DG(7704)で0.65倍。
 しかし、価格が、、、、118000円。オリンパスのED50-200が買える。
 ほかには、0.85DGL(7887)というのもあるが、これは0.85倍だから、効果が低い。

 そこで、以前から持っていたミニボーグ用の0.66DGT(7866)を使ってみることにした。
 結果は、普通に屋外で鳥や虫を撮影しているときには問題なく使えるようだ。
 ミニボーグ用のものなので、フルサイズで天体の撮影をするような場合は、周辺減光がおきそうだが、フォーサーズ゙はレンズの中央しか使わない。しかも昼間の撮影なら問題は生じないのだろう。
 このモズの写真でも周辺減光は感じられない。
 
http://blogs.yahoo.co.jp/small_life_watcher/30840825.html
  
 一つだけ問題があった、77EDIIをフロントヘリコイドセット(7130)で組んだ状態で、7866を取り付けると、ピントが至近距離しか合わなくなる。鏡筒が長すぎるのだ。
 そこで、この写真のように、鏡筒をL25(7925)とL150(7150)に交換することで最短長を80mm短くした。これで、無限遠にも合焦するようになった。

 この結果、1020mm相当F6.6が、計算上673mmF4.35となり、より広い画角と明るさが得られことになる。1段分の効果が期待できるというわけだ。たとえば、シャッタースピードを2000から4000に上げたり、ISO2500を1250にできるので、画質の向上がのぞめる。
 
http://blogs.yahoo.co.jp/small_life_watcher/30840587.html
 
 
 
最新コメント
カテゴリー
  • ライブドアブログ