私は東京郊外のある町に住んでいますが、近くの川や池・公園に行って目を凝らしてみると、意外にたくさんの鳥や虫がみつかるのに驚かされます。
 そこには小さな生命が棲んでいて、毎日、餌を食べたり、遊んだり、恋愛をしたり、子育てしているわけです。こうした光景を見ていると、この町が決して人間だけのものではないという気がしてきました。
 それで、この小さな生き物のようすをブログで公開しようと考えました。できるだけ長く続けていきたいという気持ちでスタートしました。since 2008

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惑星

南国の星空をお気軽撮影3 インドネシアの上空で見た明けの明星 2012年6月11日撮影

  6月11日の早朝にバリ島に向かう飛行機の中で金星を見かけました。

P6100040S

P6100040S1
 日の出の朝焼けと明けの明星

 飛行機は雲の上を飛んでいて、金星がはっきりと見えました。

 撮影日:2012年6月11日早朝 
 撮影日:インドネシア近くの上空
 機材・データ:E-M5+12-50mm(焦点距離100mm相当、F6.3、ISO3200、1/6)

木星と火星 2022年11月8日皆既月食の夜に撮影 

 皆既月食が終わろうとするころ、火星と木星を撮ってみました。

 PB080877RS3
  12月1日の再接近が近くなり、かなり明るく大きくなってきました。極冠や黒い模様も見えました。 

 撮影日時:2022年11月8日21時48分
 撮影地:町田市
 機材:E-M1MarkII + WHTEYDOB25
 データ:ISO200 F4.8 1/250 2400mm相当 長辺1600ピクセルでトリミング


PB080890R2S1

  木星 縞模様がよく見えました。

 撮影日時:2022年11月8日21時51分
 撮影地:町田市
 機材:E-M1MarkII + WHTEYDOB25
 データ:ISO200 F4.8 1/250 2400mm相当 長辺1600ピクセルでトリミング

PB080902R2S



 木星と4大衛星 ISO感度を上げ、シャッター速度を遅くして露出レベルを上げると、木星は露出オーバーとなって縞模様は見えませんが、今度は4大衛星が見えてきます。

 撮影日時:2022年11月8日21時33分
 撮影地:町田市
 機材:E-M1MarkII + WHTEYDOB25 +EC-14
 データ:ISO3200 F6.7 1/60 3400mm相当

300mmF4で、木星と四大衛星 木星の縞も見えました。

P9112680S (2)

  四大衛星を撮るには露出を上げねばならず、木星は完全に露出オーバー。

P9112706 (2)

  木星に露出を合わせると、衛星は見えません。縞がよく見えるようにコントラストを上げました。
 オートフォーカスでここまでピントが合うとは思いませんでした。

 横幅800ピクセルでトリミングしています。
 

 
 

土星と木星をE-M1 Mark2 + 300mmF4 + MC-20で撮ってみました。

 今年の夏は、木星と土星が接近しており、夜の10時ごろには南の空に2つの星が並んで見えています。
 望遠鏡を使って撮影されている方も多いでしょう。先日、オリンパスの関係者の方が、E-M1Mark3と発売前の100-400mmを使って、土星を撮影されているのを見かけました。
 
 木星は10年ほど前に望遠鏡( 口径25cm焦点距離1200mmのドブソニアン望遠鏡)とE-P1を使って撮影したことがあるのですが、今回は、E-M1Mark2に300mmF4とMC-20をつけて一体どれくらい撮れるものなのか試して見ることにしました。


IMG_6865 (2)



 300mmF4はレンズとしては大きく高い光学性能を誇りますが、口径は75mmですから、ドブソニアンの250mmと比べると、およそ1/3倍、集光力は1/10倍ですから、果たしてどれくらいのものが撮れるのでしょうか?

P8152847

 まずは土星から。この中に写っているのですが、ノートリミングではわかりませんね。

P8152847S

 これは横600ピクセルにトリミングしたものです。小さいながらも、環が写っています。ピント合わせはオートファーカスで行いました。

 撮影データは以下の通り。ISO800、マニュアル露出、F8.0、1/100、焦点距離(2400mm相当 デジタルテレコン利用)。カメラとレンズを三脚にのせレリーズケーブルで撮影。

 次は木星です。

P8152838

 木星は土星より大きく、しかも地球から近いので、ノートリミングでもわかります。

P8152838S

これは、土星と同じように横600ピクセルにトリミングしたものです。縞模様がわかりますね。ピント合わせはオートファーカスで行いました。


P8152838RS

 これは元の写真をRAW現像で、2段分明るくしたものです。
 明るくすると木星の縞模様は見えなくなりますが、木星の右側に小さな星が3つあるのがわかるようになりました。これは4大衛星のうちの3つだと思われます。


 撮影データは以下の通り。ISO800、マニュアル露出、F8.0、1/200、焦点距離(2400mm相当 デジタルテレコン利用)。カメラとレンズを三脚にのせレリーズケーブルで撮影。

 大口径の望遠鏡と比べると大きく撮ることはできませんでしたが、オートフォーカスができるというのは驚きでした。また、肉眼や双眼鏡では光の点にしか見えない惑星ですが、土星の輪の隙間や木星の縞模様が見えたのは面白かったです。

 以前、ドブソニアン望遠鏡で撮影した木星はこちらこちらこちらです。

 



 
  

火星の白い極冠が見えた 1月28日に最接近です。

イメージ 1

 オリオン大星雲の写真を撮っていたら、火星が登ってきたので、これも撮影。北側の極冠が白っぽく見ています。
 今回の最接近は1月28日だということですから、天気さえよければもう少し大きく見えると思います。

撮影日時:2010年1月16日
撮影場所:町田市
撮影機材:OLYMPUS E-P2 + 25cmWHITEYDOB+NIKON DSアイピース 焦点距離(4000mm相当くらいだと思います)
シャッター:1/50
ISO:200
低振動モード
等倍トリミング 
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