私は東京郊外のある町に住んでいますが、近くの川や池・公園に行って目を凝らしてみると、意外にたくさんの鳥や虫がみつかるのに驚かされます。
 そこには小さな生命が棲んでいて、毎日、餌を食べたり、遊んだり、恋愛をしたり、子育てしているわけです。こうした光景を見ていると、この町が決して人間だけのものではないという気がしてきました。
 それで、この小さな生き物のようすをブログで公開しようと考えました。できるだけ長く続けていきたいという気持ちでスタートしました。since 2008

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2022年11月8日 超低価格の口径25センチの反射望遠鏡で皆既月食&天王星食を撮りました。(写真差し替え。テキスト追加) 2022年11月8日

 これまで皆既月食は何度か経験しましたが、天候、時刻、月食の方位などが自分の生活と合わず、まともに撮影したことがありませんでしたが、今回は、その全てが合致して撮影ができました。
 部分月食から皆既月食に至る過程は、外出していたため撮影できませんでしたが、帰宅後、自宅玄関前から皆既月食から月が本影を出ていく過程をカメラに収めることができました。
 なお、画像は、撮影後に目で見たイメージに近い状態にRAW現像しました。データはあくまで撮影時の値です。

 PB080776RS

 写真の左下に天王星が写っています。

 撮影日時:2022年11月8日20時30分
 機材:E-M1MarkII + WHITEYDOB25(1200mmF4.8 口径25cm)+ EC-14
 データ:ISO2000 F6.7 1/10 3400mm相当

PB080801RS
 
PB080801RS2

 トリミング 天王星が月に隠される直前の状況です。


 撮影日時:2022年11月8日20時40分
 機材:E-M1MarkII + WHITEYDOB25(1200mmF4.8 口径25cm)+ EC-14
 データ:ISO2000 F6.7 1/13 3400mm相当

PB080825RS

 部分日食への移行が始まった頃 すでに天王星は月に遮られて見えません。
 
 撮影日時:2022年11月8日20時47分
 機材:E-M1MarkII + WHITEYDOB25(1200mmF4.8 口径25cm)+ EC-14
 データ:ISO2000 F6.7 1/13 3400mm相当

PB080834RS

 撮影日時:2022年11月8日20時56分
 機材:E-M1MarkII + WHITEYDOB25(1200mmF4.8 口径25cm)+ EC-14
 データ:ISO2000 F6.7 1/13 3400mm相当

PB080845RS

 撮影日時:2022年11月8日21時04分
 機材:E-M1MarkII + WHITEYDOB25(1200mmF4.8 口径25cm)+ EC-14
 データ:ISO2000 F6.7 1/13 3400mm相当


PB080854RS

 月が半分ほど現れました。
 
 撮影日時:2022年11月8日21時14分
 機材:E-M1MarkII + WHITEYDOB25(1200mmF4.8 口径25cm)+ EC-14
 データ:ISO2000 F6.7 1/13 3400mm相当

PB080855RS

 1つ前の写真の直後に露出を月の明るい部分に合わせて撮影しました。

 撮影日時:2022年11月8日21時14分
 機材:E-M1MarkII + WHITEYDOB25(1200mmF4.8 口径25cm)+ EC-14
 データ:ISO200 F6.7 1/320 3400mm相当

   この状態になると昼間と同様の露出での撮影となりました。

 当初は、300mmF4とMC-20を使って撮影を試みましたが、普通の三脚では移動する月の動きに追随するのが難しそうでした。
 それで、急遽、昔買った口径25センチのドブソニアン望遠鏡を、ほぼ10年ぶりに持ち出して撮影しました。掃除をしておらず、望遠鏡の底の反射鏡には相当ゴミがありましたので、やや画質が低下しているような気もしますが、このような写真を撮ることができました。撮影に向いた望遠鏡ではありませんが、大口径は、集光力が大きいので暗い被写体には威力を発揮しますね。
 15年ほど前に購入したドブソニアン望遠鏡は、当時、新品で5万円という超破格値でしたが、コストパフォーマンスは最高。1200mmF4.8という大口径ですが反射型なので安価。マイクロフォーサーズのカメラとフォーサーズの1.4倍テレコンとの組み合わせで、3400mm相当という画角を得ることができました。
 100万クラスの高性能の望遠鏡とそれを問題なく回せる赤道儀があれば、さらに高解像な写真が撮れるはずですが、天体写真にそこまで投資する熱はないのですが、たまには現状の素朴な機材で、おもしろそうな天文現象を撮っていくつもりです。

条件がよく月(月齢20)がかなり鮮明に撮れました。 2020年10月16日

 少し雲のある夜空でしたが、夜半過ぎ(0時46分)に外に出てみると、空がくっきりと晴れて、風もない絶好の撮影条件でした。

 機材:E-M1 Mark2+300mmF4 + MC-20
 データ:ISO800 F8 1/400 1200mm相当

PA160287S1

 1200mm相当で撮影し、横幅3000ピクセルでトリミングし1200ピクセルに縮小したものです。

PA160287S2

 ティコ周辺のクレーター
 横幅1200ピクセルで等倍トリミング

PA160287S3

 コペルニクスクレーターと雨の海
 横幅1200ピクセルで等倍トリミング

 ピント合わせはオートフォーカスです。300mmF4 + MC-20で撮影した月の写真の中では、一番綺麗に撮れたようです。










  

月の傘と月(月齢14) 2022年10月10日 

 9月の末からお天気が悪かったのですが、この日は、薄雲の中、久しぶりに月が見えました。

PA100217S

 この写真は、雲の傘が写るように、露出を上げて撮影しました。
 コンボ写真では再現できませんでしたが、見た目では虹のようなグラーデーションが見えました。

 機材:E-M1 Mark2+40-150mmF2.8
 データ:ISO800 F3.2 1/30 200mm相当
 
   横幅1200ピクセルに縮小


PA100215S1

 こちらの写真は、露出を下げて月の傘が写らないように撮影したものです。
 薄雲のせいで、ぼんやりしています。

 機材:E-M1 Mark2+300mmF4 + MC-20
 データ:ISO800 F11 1/320 1200mm相当(トリミングしているので、画角はおよそ2000mm程度になっています)

 横幅3000 ピクセルでトリミングして1200ピクセルに縮小。
 
 

 
 

300mmF4で久しぶりに月を撮りました。

 全て、E-M1 II+300mmF4+MC-20で撮影して、トリミング後縮小。
 オートフォーカスで、手持ち撮影。

 P9052665S

 2022年9月5日撮影

P9112670S

 2022年9月11日 仲秋の名月の翌日

P9162732S (2)

 2022年9月18日 晴れ間

P9162739S (2)

 2022年9月18日 雲と月
 
   雲を待って少し雲が被った月を撮影。月光で雲を見せるために1つ前の写真より少し露出を上げて撮影。  
 
 望遠鏡ほどではないですが、風景として撮るならこの望遠レンズなら十分ではないでしょうか。

午前6時34分の月(2021年12月30日撮影)

  朝の月です。今日の月齢は25だそうです。年が開ければ新月になりますね。

PC301336S
1200mm相当 縮小(ノートリミング)

PC301336S1

 トリミング

 E-M1 Mark2 + 300mmF4 +MC-2で手持ち撮影。肉眼で見た感じはもっと明るかったのですが、月の表面がわかるように-2.0EVにしました。ピント合わせはオートフォーカスです。
 
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